今年も残り数週間。年末が近づくにつれ、気なってくるのが「大掃除」。
「普段なかなかできない場所までキレイに!」と意気込んでホコリを吸い込んでしまい、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状に見舞われては、元も子もありません。
そこで今回は、大掃除の時に気を付けたいポイントとコツをお伝えします。
「ハウスダスト」と一言で言っても、その中にはダニの死骸やフン、人のアカやフケなど、アレルゲンとなるものがたくさん含まれています。人がちょっと動くだけでも簡単に舞い上がってしまうので、掃除をするなら朝一番がオススメ。夜の間に床に落ちて溜まったハウスダストを再び舞い上げないよう、ゆっくり丁寧に掃除します。
大掃除をする際は、天井から家具・インテリア、床というように、上から順番に掃除しましょう。床掃除ではすぐに掃除機をかけず、まずフロアワイパー等を使います。掃除機の動きや排気で、上から落ちてきたハウスダストを再び舞い上げてしまうことがあるためです。フロアワイパーである程度ふき取った後に掃除機をかけ、最後に水拭きして仕上げるのがオススメです。
掃除はなるべく天気の良い日に、2ヶ所は窓を開けて、風を通しながら掃除しましょう。換気をすることで、ハウスダストやカビを吸い込む可能性を下げることが出来ます。どうしても窓を開けられない時は、換気扇や空気清浄機を利用するのもいいでしょう。
ダニが最も多い布団は、天日干しや布団乾燥機を使って乾燥させ、取り込んだ後に掃除機をかけて、表面のダニや死骸等を取り除きましょう。ゆっくり丁寧に掃除機をかけるのが効果的です。天日干しの際、つい布団をたたきがちですが、ダニの死骸やフンが粉砕され、就寝時に吸い込みやすくなってしまうので止めましょう。
ホコリや湿気がたまらないよう、家具の後ろを少しあけて風通しをよくしたり。動かしやすいよう、カラーボックスにキャスターを付けたり。ホコリがたまりにくくなるよう、本棚に扉を取り付けたり。ちょっとした家具の配置換えや工夫で、日々の掃除がグンと楽になりますよ。