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33歳アレルギーっ子が思う、「旅行をするときの考え方」

こんにちは。
アレルギーナビゲーターとして活動しております、細川真奈と申します。
QOLトラベルでのコラム執筆、第3回目。
今回のテーマは、わたしが思う「旅行をするときの考え方」。

なぜ、題名にわざわざ年齢を入れたのかと申しますと、わたし自身“プライベートで旅行へ行くようになったのは大学生になってから”だからです。
もちろん、修学旅行や部活の合宿は参加しておりました(このことは次回の記事にて細かく綴らせていただく予定です)。
それから高校生の頃までは毎夏、レジャーやアトピーの治療も兼ねて千葉の海の近くに家族で宿泊していたのですが、そこは別荘なので食事は自炊。外食することも1度もなかったのでいわゆる旅行とはまた違うと思います。

商品のパッケージに27大アレルゲン表示がされるようになったのも数年前。そもそも原材料表示が義務化されるようになったのが10数年ほど前になりますでしょうか。
ここまでネットで気軽に情報収集できるようになったのも、スマホが普及され始めた影響のように思いますし、飲食店や宿泊施設が食物アレルギーに対して協力的になってきたのもここ数年のことだと思います。
ですので、当時(しかも複数種類の重度食物アレルギーもち)のわたしを連れての家族旅行は無理に等しかったんだと思われます。

ちなみにわたしが大学生になって初めて旅行へ行った場所は「沖縄」です。
確か大学2年の頃だったと思います。
当時、お付き合いしていた彼と一緒に行った旅行が学校行事・家族以外の人と行く初めての旅行でした。
大学時代は肉類で言うと、鶏肉と牛肉アレルギーはまだありました。しかし、高校生の頃に豚肉アレルギーは克服していたので、「“沖縄アグー豚”が有名で、海鮮系の食べ物が多い沖縄だったら行けるのでは!」と思い、行先が決まりました。
今でもそうなのですが、わたしが旅行する際に目的とすることはまず「食事」。
「〇〇が食べられるから」・「〇〇が食べたいから」、「△△へ行こう!」といった感じで旅行先が決まります。
つまり、必然的に美味しいごはんを食べに行くことが出来るようになり、グルメになります!笑
この考え方は、出張の時でも活かされます。
食物アレルギーの親子を対象にした座談会「おしゃべり会」は、今年から東京だけでなく3カ月に1度の頻度で、名古屋・大阪・福岡でも開催しておりますが、スケジュールが決まるとわたしはまず、行きたい飲食店をリストアップします。
「せっかくなかなか行くことができない土地へ行くのだから、自分が食べられそうな美味しいものを食べて帰りたい!!」

アレルギーっ子は“食に対して貪欲”なのです。(笑)

「旅行に行くのは難しそう…大変そう…」
といった考え方から、
「沖縄そばを食べたいから沖縄へ行ってみよう!」
「本場の海鮮丼が食べたいから北海道へ行ってみよう!」
「リッチな気分で神戸牛が食べたいから神戸へ行ってみょう!」
「この前見かけたあのヴィーガンカフェへ行ってみたいから東京へ行こう!」
なんていう考え方にシフトしてみるのはいかがでしょうか?

もしかしたら旅行に対する考え方、ハードルが少し下がるかも知れませんよ。

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