沖縄の日常スタイル～台風～

秋になり、日本はいよいよ台風シーズン。
数年前まではこんなに台風来なかったと思うのですが・・・気象はどんどん読めないようになりましたね。

さて、時期は変われど、沖縄と台風は切っても切り離せない関係にあります。
何を隠そう、日本で一番台風が訪れるのが沖縄なのです。

なぜ沖縄におおいのか？

沖縄の付近は、まさに台風の通り道になっているためです。
台風は地球上のさまざまな場所で発生していますが、生まれる場所というのはだいたい決まっています。
その内の１つ「南洋」、沖縄よりさらに南、東南アジア、フィリピンなどあるエリアです。
この南洋で発生する台風というのは、沖縄を通過し、日本を横断していくコースをたどっていくのです。

台風から生まれた沖縄文化

ここで台風のメカニズムを説明するのは、ちょっと違いますので、ここでは台風から生まれた沖縄の文化を紹介します

その象徴となっているのが、沖縄の伝統民家です。
どこも低く作られているのです。気づきましたか？

また、石垣に囲われているのも台風対策。風からの被害を減らすためです。
同じような理由で、家の敷地内に木を植えて風から家を守っているものあります。

また、台風は沖縄に独特の神様も生み出します。
過酷な環境をすこしでも鎮めたい！そんな思いは、沖縄に多くの神様を生み出しました。
この話はまた別の回でご紹介いたします。
（決して怪しい話ではないのでご安心を）

沖縄旅行に台風に見舞われたら

沖縄の台風は本州での台風より風が強いため、いつもの台風と同じくらい、と思ってはいけません。
旅行中に残念ながら台風が来てしまったら、外には決して出ないようにし、ホテルや空港といった安全な場所で待機してください。
外食も厳しくなるため、このシーズンに旅行行く際は、アレルギー対応食で、日持ちがするもの、簡単に調子ができるものを多めに持っていくのも必須です。

日にちが選べる、ホテルが選べる、昼食も選べるこの三つの「想いのまま」で、沖縄を遊びませんか？